学校長あいさつ

校長 三好浩行

                                                                                                                      

 大洲高校は、明治34年愛媛県立宇和島中学校大洲分校として創立され、その後、愛媛県立大洲中学校として独立、昭和24年の高等学校再編成による統合を経て、普通科、商業科、定時制普通科肱川分校からなる総合制高校となり、本校は、今年度創立123年、肱川分校は、創立75年を迎えます。
 本校は、開校以来、中江藤樹邸址校として「知行合一(ちこうごういつ)」の精神を教育の根幹に据え、各時代における多様な要請と地域の期待に応え、名実共に県下屈指の伝統校として、ますます発展をしています。
 現在、普通科369名、商業科103名の計472名の生徒が、「自立・練磨・創造」の校訓のもと、日々勉学や部活動に励んでいます。生徒は真面目で純朴であり、端正な身なりや明るい挨拶ができ、多方面から「高校生らしい高校生」であるという評価を頂いております。

    部活動においては、昨年度、カヌー部がインターハイ、国体で入賞、水泳部が、県総体、四国総体で個人1位となり、インターハイ、国体出場、弓道部が、県総体で個人2位となり、インターハイ、四国総体に出場、囲碁・将棋部が、県高文祭で個人2位となり、全国高文祭に出場、ソフトボール部、経済調査部が四国大会に出場するなど、新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも素晴らしい成果を上げています。進路実績では、国公立大学に61名が合格し、過去10年間で最高の合格率となっています。私立大学、専門学校についても生徒の希望に応じた進路実現を図ることができています。就職希望者については、4名全員が第一希望の職種に就くことができています。
 今後も、生徒一人一人の個性を大切にしながら、学校、保護者、地域が連携して、自信と誇りを持って夢を実現することのできる心豊かな生徒を育成してまいりますので、皆様の御支援と御指導をよろしくお願いいたします。