学校長あいさつ

校長 三好浩行

                                                                                                                      

 大洲高校は、明治34年愛媛県立宇和島中学校大洲分校として創立され、その後、愛媛県立大洲中学校として独立、昭和24年の高等学校再編成による統合を経て、普通科、商業科、定時制普通科肱川分校からなる総合制高校となり、本校は、今年度創立124年、肱川分校は、創立76年を迎えます。
 本校は、開校以来、中江藤樹邸址校として「知行合一(ちこうごういつ)」の精神を教育の根幹に据え、各時代における多様な要請と地域の期待に応え、名実共に県下屈指の伝統校として、ますます発展をしています。
 現在、普通科337名、商業科99名の計436名の生徒が、「自立・練磨・創造」の校訓のもと、日々勉学や部活動に励んでいます。生徒は真面目で純朴であり、端正な身なりや明るい挨拶ができ、多方面から「高校生らしい高校生」であるという評価を頂いております。

    昨年度は、運動部では、カヌー部がインターハイで入賞、ソフトボール部が、監督、選手が参加した国体で優勝、四国総体出場、、バスケットボール部が、県総体ベスト4、四国総体出場、水泳部、陸上競技部が、四国総体出場、野球部が、春の選抜21世紀枠四国地区候補校に選出され、文化部では、VYS部が、ボランティア部門で厚生労働大臣表彰を受賞、ビジネス部が、ワープロ競技で、団体、個人で2位、商業部門では、意見体験発表大会で、愛媛県2位、四国2位、9種目資格取得者が2名など、各方面で大きな成果を上げております。

 進路実績では、進路希望に応じたきめ細かな個別指導を行うことにより、国公立大学に普通科66名、商業科4名が合格し、私立大学、専門学校についても生徒の希望に応じた進路実現を図ることができています。就職希望者については、8名全員が第一希望の職種に就くことができています。
 

今年度の重点努力目標は、昨年度と同じ「知恵と実践から主体的に未来を拓く教育の推進-仲間とともに、地域とともに-」としております。仲間と切磋琢磨し、地域との連携を大切にしながら、地域を愛する心を育み、主体的に考え行動する生徒を育成することを目指します。