日本史探究(古学堂での特別補習)
2024年8月28日 17時00分3年生日本史探究の授業「なぜ大洲高校に百万塔陀羅尼があるのか」を受けて、文化財保護について真剣に考えた生徒たちは、大洲市内にある史跡「古学堂」を訪れ、さらに学びを深めました。古学堂は江戸時代に神職子弟養成のために開かれ、後に広く庶民向けの教育施設となった建物で、中でも文庫は「伊予最古の図書館」と言われています。長い歴史を持つ古学堂ですが、平成30年の西日本豪雨で浸水被害に遭い、かなりの被害を受けましたが、保存会の皆様のご尽力により今年修復が完了しました。
古学堂保存会の常磐井様から、古学堂の歴史、西日本豪雨の被災状況や保存会の設立、復興までの道のりとこれからについて話をしていただきました。生徒たちはメモを取りながら熱心に話を聞き、疑問に思ったことを質問しながら、ふるさと大洲の歴史や文化を次の世代につなげていくための保存と活用について考えることができました。
常磐井様、貴重なお話をありがとうございました。